Version: 2020.2
言語: 日本語
ストリーミング仮想テクスチャリングの仕組み
シェーダーグラフでのストリーミング仮想テクスチャリングの使用

ストリーミング仮想テクスチャリングをプロジェクトで使用可能にする

ストリーミング仮想テクスチャリング (Streaming Virtual Texturing, SVT) をプロジェクトで使用可能にするには、プロジェクトで Virtual Texturing を有効にする必要があります。これを行うには、Edit > Project Settings > Player に移動し、Virtual Texturing の設定を有効にします。

Virtual Texturing は、プロジェクト全体の設定であり、すべてのプラットフォームで共有されます。Virtual Texturing に対応していないプラットフォームやグラフィックス API 向けにプレイヤーを作ることはできません。Virtual Texturing は、プロジェクトでその機能を使用しなくても、バッファなどのリソースを割り当てます。そのため、使用する予定がない場合は、Virtual Texturing を有効にしないでください。

Virtual Texturing をプロジェクトで有効にすると、Unity は以下のコンパイラーディレクティブを追加します。

  • ENABLE_VIRTUALTEXTURES: C# の定義で、プロジェクトが仮想テクスチャリングをサポートしている場合、True と評価します。
  • ENABLE_VIRTUALTEXTURING: C++ および C# のエディター定義で、現在のビルドターゲットで仮想テクスチャリングが可能な場合に True と評価します。
  • UNITY_VIRTUAL_TEXTURING: シェーダー用の ENABLE_VIRTUALTEXTURES

なお、これらの名称は Unity の今後のバージョンで変更される可能性があります。

ストリーミング仮想テクスチャリングの仕組み
シェーダーグラフでのストリーミング仮想テクスチャリングの使用
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