UI ツールキットによる 9 スライス画像

一般的に、9 スライステクニックは通常の 2D スプライト に適用できます。しかし、UI Toolkit では、テクスチャ、レンダーテクスチャ、SVG ベクター画像に 9 スライステクニックを適用できます。

画像に 9 スライステクニックを適用するには、以下の方法があります。

• スプライト画像には、スプラトエディター または USS を使用します。
• その他の種類の画像については、USS を使用します。

USS で選択した画像に 9 スライス法を適用するには、以下を行います。

1. UI ビルダーを開く。
2. Inspector の Background セクションで、 Left、Right、Top、Bottom のスライス値を指定します。

また、以下のプロパティについては、USS、UXML、C# の各ファイルでスライス値を直接指定することができます。

• -unity-slice-left
• -unity-slice-right
• -unity-slice-top
• -unity-slice-bottom
• -unity-slice-scale

重要:

• USS で設定されたスライス値は、関連するビジュアル要素内の画像にのみ適用されます。値は他のビジュアル要素や他の UI ドキュメント、シーンで使用される同じ画像には適用されません。
• 未設定のスライス値は 0 です。例えば、Top、Bottom、Right のスライス属性を設定し Left のスライス値を空にすると、Left スライス値は 0 になります。
• USS で設定されたスライス値は、スプライトエディターで設定されたスライス値より優先されます。上の例では、スプライトエディターで Left スライスにどのような値を加えても、Left スライスの値は 0 になります。

その他の参考資料

• UXML 要素 Image
• 画像アセットで背景画像を設定する