Version: 2020.2
言語: 日本語
Unity IAP
Apple App Store と Mac App Store の設定

Unity IAP の設定

ノート: スクリーンショットやメニューの選択肢は、リリースバージョンによって異なる場合があります。

概要

ここでは、 In-App Purchasing (IAP、アプリ内課金) を有効にする方法を説明します。

Unity IAP パッケージには、コード化されたアプローチとコードを使わない方法が用意されており、以下を行うことができます。 - ユーザーがゲーム内でアイテムを購入するのを可能にします。 - ストアに接続することで、購入による収益を得ることができます。

以下は、その手順の概要です。

  • このゲームのアプリ内課金戦略を定義します。
  • プロジェクトを Unity のサービスとして設定します。
  • IAP をアクティベートして、自動的にパッケージをインストールします。
  • 設定を行います。
  • 販売したいゲーム内アイテムを作成し、カタログ化します。
  • Codeless IAP ボタンを使って、ユーザーにアイテムを購入する方法を提供します。ロジックが動作するようになったら、ボタンの外観をカスタマイズすることを検討してください。また、このプロセスを強化するために、リッチ API 用のスクリプトされた IAP を使用することもできます。デモ
  • アプリケーションを、Google、Apple、Android などの関連アプリストアに接続します。
  • ストアにアイテムを加えます。

すべてをまとめます。

  • このドキュメント、サポート、および IAP フォーラムのガイダンスを参考にして、IAP を設定します。
  • 全てをテストします。
  • ライブにします。

また、これらの手順の多くを In-App Purchasing API で行ったり、作成したものを微調整することもできます。

はじめに

ノート: Samsung Galaxy ストアは現在廃止されており、Unity In-App Purchasing パッケージ 4.0.0 以降ではサポートされていません。この Samsung Galaxy ストアの設定ガイドは、IAP パッケージのバージョン 3.1.0 以前にのみ適用されます。Unity IAP パッケージ 4.0.0 以降を使用していて Samsung Galaxy ストアを実装したい場合は、代わりに Unity Distribution Platform を使用してください。

  1. Unity エディターで Unity プロジェクトを開きます。
  2. Window > General > Services を選びます。Services ウィンドウが表示されます。
  3. プロジェクト ID を作成し、そのプロジェクトを組織に接続します。
  4. COPPA のコンプライアンスに関する質問に答えます。
  5. Services ウィンドウには、サービスの一覧が表示されます。In-App Purchasing をクリックします。
Services
Services
  1. Project Settings ウィンドウが表示されます。
Project Settings
Project Settings
  1. In-App Purchasing Settings の横のトグルをクリックして ON にします。

これにより、パッケージマネージャーから IAP パッケージが自動的にインストールされ、IAP を管理するための新しい機能やメニュー項目が提供されます。

次のステップ

アプリ内課金戦略の決定

プレイヤーが購入するアイテムを作り、その ID を取得します。

これを裏で実現するためには、指定された形式を使用して、プロダクト ID (文字列) を販売する各アイテムに関連付ける必要があります。ストアによっては、プロダクト ID をストア用にカスタマイズする必要があります。

計画

  • ユーザーがいつ、どのように購入できるかを決定するための戦略を定義します。
  • 価格戦略を決定します。
  • プロダクトのタイプ (サブスクライブ、消費型、非消費型) の定義

詳細情報の取得

IAP サンプル

  1. IAP Project Settings Page から、 Options から Open Package Manager をクリックします。
  2. In App Purchasing へ移動します。右側の情報パネルで、Samples を見つけます。
  3. Samples を展開し、Import をクリックします。
サンプル
サンプル

フォーラムのチュートリアル

Unity のフォーラムを見る.

Unity Learn IAP クラス

詳しい情報は、Unity Learn IAP クラス を参照してください。

トラブルシュート

アップグレード時のコンパイルエラーを解決する方法

Unity IAP バージョン 2.x から将来のバージョンにアップグレードする場合の重要な注意点

Unity IAP (com.unity.purchase + Asset Store プラグイン) のバージョン 2.x 以降のバージョンにアップデートする場合、コンパイルエラーを解決するために以下の操作を行います。

  • IAPProductCatalog.jsonBillingMode.jsonAssets/Plugins/UnityPurchasing/Resources/ から Assets/Resources/ に移動します。
  • AppleTangle.csGooglePlayTangle.cs を ‘Assets/Plugins/UnityPurchasing/generated’ から Assets/Scripts/UnityPurchasing/generated へ移動します。
  • Assets/Plugins/UnityPurchasing に残っている Asset Store プラグインのフォルダーとファイルをすべてプロジェクトから削除します。

Unity IAP インテグレーションの一般的なコンパイラーエラー

以下のエラーメッセージは Unity IAP が Unity Cloud Services ウィンドウで無効になっているか、Unity がインターネットに接続されていないことを示しています。 * CS0246 * System.Reflection.ReflectionTypeLoadException * UnityPurchasing/Bin/Stores.dll * UnityEngine.Purchasing

これらのエラーを解決するには、以下を行います。

Services ウィンドウを閉じて、再ロードします。再ロード後、Unity IAP サービスが有効になっていることを確認します。 これがうまくいかない場合は、インターネットを一度切断して再接続し、Unity Services にサインインして Unity IAP を再度有効にしてください。

ノート: プロジェクトの 所有者 または 管理者 の役割を持っている必要があります。

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