Version: 2017.3
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Unity Remote

Unity Remote は、Android、iOS、tvOS 用のアプリケーション開発に役立つように作られたダウンロード可能なアプリケーションです。Unity Remote は、Unity エディター上でプロジェクトを再生中に Unity に接続することができます。エディターから出力される映像をデバイスの画面に映し出し、デバイスでのライブ入力が Unity で実行されているプロジェクトに送信されます。Unity Remote により、テストのたびにビルドするという煩わしさなしに、ゲームがターゲットデバイスで実際にどう見えるのか、どう操作されるのかに関して把握することができます。

Unity Remote は iOS と Android が別々だった以前のバージョンの Remote に変わるものです。以前の Remote は現在はサポートされていません。

古いバージョンの Unity Remote は、現在も古いプロジェクトで使用可能です。古いバージョンに関する情報は 旧 Unity Remote を参照してください。

デバイスと機能サポート

Unity Remote は現在 Android デバイス (Windows や OSX と USB で接続) と iOS デバイス (OS X や iTUnes がインストールされた Windows と USB で接続した iPhone、iPad、iPod touch、Apple TV) をサポートします。

実行中の Unity プロジェクトのゲームビュー がデバイスの画面に複製されますが、フレームレートは低下します。デバイスからは以下の入力データがエディターにストリーミングされます。

  • タッチとスタイラスによる入力
  • 加速度計
  • ジャイロスコープ
  • デバイスのカメラストリーム
  • コンパス
  • GPS
  • ジョイスティックの名前と入力

Remote アプリケーションは、単にエディターの実行画面で映るものをデバイスに表示し、デバイスからの入力を受け取っているに過ぎません。ゲームが実際に処理されているのはデスクトップマシンの Unity エディター上であり、そのためパフォーマンスはビルドされたアプリケーションを完璧に反映したものではありません。

Unity Remote の入手と使用

Unity Remote は自身でビルドできる Unity プロジェクト形式で無料ダウンロード、またはプリビルドされているアプリをデバイスのアプリストアからダウンロードすることができます。

  • Unity Project (カスタムビルドが必要) Asset Store からダウンロード
  • Android アプリケーション Google Play からダウンロード
  • iOS と tvOS アプリケーション App Store からダウンロード

アプリケーションのダウンロードが終了したら、デバイスにインストールして実行します。その後、USB ケーブルを使用してデバイスをコンピューターに接続します。

Unity がデバイスとうまく動作するために、Unity の Editor Settings (メニュー: Edit > Project Settings > Editor) を開き、Unity Remote セクションから使用するデバイスを選択してください。

Click the Play button in the Editor to see your game appear on the device and in the Unity game window as Unity connects to the Remote app. While the game plays, input from the device (accelerometer, etc) is sent to your scripts as if they were running on the device itself.

トラブルシューティング

複数のデバイスを接続しているのに、その中の 1 つだけしか Unity と動作しません

Unity Remote は Android デバイスとの複数接続をサポートしていません。Unity Remote では、最初に検出したデバイスを自動的に使用します。ただし、複数の iOS/tvOS デバイスと 1 台の Android デバイスを同時に接続しても問題ありません。その場合は、Editor Settings (メニュー: Edit > Project Settings > Editor) から使用したいデバイスを選ぶことができます。

Unity Remote でゲームを実行するとグラフィックスのクオリティがかなり下がります

Unity Remote を使用する場合、実際には Unity エディター上でゲームが実行され、同時にターゲットデバイスへビジュアルコンテンツがストリーミングされています。エディターとデバイスとの帯域幅は限られているため、転送するためにストリームを大幅に圧縮する必要があります。この圧縮で必然的にグラフィックスのクオリティは下がってしまいます。

Editor settings の Unity Remote セクション (メニュー: Edit > Project Settings > Editor ) では JPEG と PNG のどちらにするかで圧縮方式を切り替え、スクリーンイメージ解像度のサイズ削減も選択的に行うことができます。PNG 圧縮は“ロスレス”です (すなわち、画像クオリティが低下しません) が、帯域幅を JPEG よりも使用します。サイズを抑えた画像は解像度がフルのものよりも必要な帯域幅が少なくなります。これらの設定を変更することで、画像の精度と必要なフレームレートとの釣り合いを取ることができます。

Unity Remote は、ゲームをデバイスで実行するときにどのように見え、操作できるかおおよその感じを簡単にチェックすることを目的としています。必ず、ときどきは完全なビルドを作成して「本物の」アプリケーションをテストするようにしてください。

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