ユニバーサルレンダーパイプライン (URP) における XR 機能のサポートは、URP パッケージのバージョンによって異なります。このページでは、Unity 2020.2 の XR 機能と最新の URP バージョンとの互換性について詳しく説明します。
URP のどのバージョンが現在の Unity のバージョンと互換性があるかについては、ユニバーサルレンダーパイプラインドキュメントの Requirements and compatibility ページを参照してください。
Unity 2020.2 では、ユニバーサルレンダーパイプラインで以下の AR と VR 機能をサポートしています。
| 機能 | XR で対応 |
|---|---|
| ポストプロセスエフェクト: ブルーム | 可 |
| ポストプロセスエフェクト: モーションブラー | 可 |
| ポストプロセスエフェクト: レンズディストーション | なし |
| ポストプロセスエフェクト: 被写界深度 (DoF) | 可 |
| ポストプロセスエフェクト: トーンマッピング | 可 |
| その他のポストプロセスエフェクト: (色調整など) | 可 |
| GI (グローバルイルミネーション) | 可 |
| HDR レンダリング | 可 (1) |
| MSAA | 可 |
| 物理カメラ | なし |
| CopyColor / ColorDepth | 可 |
| マルチディスプレイ | なし |
| カメラスタック | 可 |
| カスケードシャドウ | 可 |
| sRGB | 可 |
| スカイボックス | 可 |
| フォグ | 可 |
| ビルボード | 可 |
| Shader Graph | 可 (2) |
| パーティクル | 可 |
| Terrain (地形) | 可 |
| 2D UI (キャンバスレンダラー、Text Mesh Pro) | 可 |
| URP デバッグ (シーンビューモード、フレームデバッグ) | 可 (3) |
(1) HDR ディスプレイは現在サポートされていません。 (2) シェーダーグラフシェーダーは XR で実行できますが、シェーダーグラフは現在、XR ユーティリティ機能をサポートして SPI と互換性のあるシェーダーグラフ入力テクスチャを作成することをサポートしていません。Unity は、将来のリリースでシェーダーグラフ機能のサポートを拡張する予定です。 (3) Unity はモック HMD のためのフレームデバッグをサポートしています。 現在、Oculus のためにはサポートされていません。
ポストプロセスエフェクトの詳細については、ユニバーサルレンダーパイプラインドキュメントの Effect list ページを参照してください。