ここでは、Post-Processing スタックに含まれるデフォルトのエフェクトに関して説明します。
被写界深度 (Depth of Field) は、カメラレンズの焦点特性をシミュレートする一般的なポストプロセスエフェクトです。 実生活では、カメラは特定の距離の物体にくっきりと焦点を当てることしかできません。それよりカメラに近い、または、遠い被写体には多少ピントがあいません。 このぼかしは、物体の距離に関する視覚的な手がかりを与えるだけでなく、焦点が外れたときに画像の明るい領域の周りに現れる、美しい視覚的なアーティファクトを表すボケを作ります。
被写界深度エフェクトの例は、次の画像で見ることができます。中景は焦点が合っていますが、背景と前景は焦点が合っていません。
プロパティー | 説明 |
---|---|
Focus Distance | 焦点までの距離 |
Aperture | 口径 (F 値)。値が小さいほど被写界深度は浅い。 |
Focal Length | レンズとフィルム間の距離。値が大きいほど被写界深度は浅い。 |
Use Camera FOV | カメラに設定された被写界深度値から自動的に焦点距離を計算します。 |
Kernel Size | ボケフィルターの畳み込みカーネルサイズ。それにより、ボケの最大半径を決定します。 また、パフォーマンスにも影響します (カーネルが大きいほど、より長いGPU時間が必要です)。 |
シェーダーモデル 3
対応するハードウェアと詳細な情報は グラフィックハードウェアの性能とエミュレーション を参照してください。
2017–05–24 Page published with no editorial review - Leave page feedback
5.6 の新機能