Version: 2022.3
言語: 日本語
コマンドラインとブラウザーからライセンスリクエストを送信する (Windows)
ライセンスに関するトラブルシューティング

コマンドラインとブラウザーからライセンスリクエストを送信する (macOS、Linux)

他のアクティベーション法 を使用できない場合は、コマンドラインからライセンスリクエストを送信して、ライセンスを手動でアクティベートします。

始める前に

  • マニュアルのライセンス認証 を参照して、この手順を使用するためのシナリオ、制限、およびインターネット接続要件を理解していることを確認してください。
  • Unity エディターをインストールしたパスを確認してください。Unity Hub でパスを確認できます。Unity Hub を開き、サイドメニューから Installs (インストール) を選択します。リストにはインストールされた各エディターのパスが表示されます。詳しくは、エディターの場所を確認する を参照してください。

Unity エディターのデフォルトのインストールパスは以下の通りです。

  • macOS: /Applications/Unity/Hub/Editor/<version>/Unity.app
  • Linux: /Applications/Unity/Hub/Editor/<version>/Unity.app

手順

Unity のライセンスを手動でアクティブ化するには、以下の手順に従ってください。

  1. コマンドラインから ライセンスリクエストファイルを作成 (.alf) します。
  2. その .alf ファイルを使って Unity から Unity のライセンスファイル (.ulf) を 作成します。
  3. その .ulf ファイルを使って、コマンドラインから Unity のライセンスをアクティブ化 します。

コマンドラインからのライセンスリクエストファイルの作成

このコマンドは Unity をインストールしたコンピューターから実行する必要がありますが、このステップを実行するためにインターネットアクセスは必要はありません。

  1. 先に説明したように、Unity エディター (Unity.app で終わるファイル) のインストール場所を確認します。macOS では、この手順のために /Contents/MacOS/Unity をこのパスに追加します。

    ノート: macOS では、このステップに Finder は必要ありません。この後からのサブディレクトリ構造は、Unity アプリケーション (Unity.app) を右クリックして Show Package Contents を選択しない限り、Finder には表示されません。

    例えば、エディター 2022.2.0b4 の場合、macOS の Unity コマンドへの完全なパスは以下のようになります。

    /Applications/Unity/Hub/Editor/2022.2.0b4/Unity.app/Contents/MacOS/Unity
    
  2. ターミナルセッション (macOS) またはコマンドライン (Linux) を開き、どのディレクトリにいるかを確認してください。コマンドを実行するディレクトリは、.alf ファイルが出力されるディレクトリと同じでなければなりません。pwd コマンドを使用してディレクトリを決定できます。

  3. 以下のコマンドの <editor-command-location> を、ステップ 1 の Unity コマンドへの完全なパスに置き換えて実行します。

    <editor-command-location> -batchmode -createManualActivationFile -logfile
    

    ノート: このコマンドはターミナルやコマンドラインウィンドウに出力を返しません。コマンドが完了するとコマンドプロンプトに制御が戻ります。

  4. コマンドが完了したらコマンドを実行したディレクトリを確認し、Unity_v2022.2.0b4.alf などのアクティベーションライセンスファイルが作成されていることを確認します。問題が発生した場合は、トラブルシューティング を参照してください。

これで、Unity のライセンスリクエストファイル (.ulf) を生成 する準備が整いました。

例 (macOS)

エディター 2022.2.0b4/Applications/Unity/Hub/Editor/2022.2.0b4/Unity.app にインストールしたと仮定すると、このステップのコマンドは以下のようになります。

/Applications/Unity/Hub/Editor/2022.2.0b4/Unity.app/Contents/MacOS/Unity -batchmode -createManualActivationFile -logfile


Unity ライセンスファイルの生成

次のステップでは、先ほど作成したライセンスアクティベーションファイル (.alf) を使用して、Unity ライセンスファイル (.ulf) をリクエストします。

重要: Unity のライセンスファイルはどのコンピューターからでも生成できます。必ずしも Unity をインストールしたコンピューターである必要はありません。ただし、このステップで使用するコンピューターはインターネットに接続している必要があります。

  1. id.unity.com に移動し、Unity ID にサインインしていることを確認します。これは、Unity のライセンスファイルをリクエストするために必要です。

  2. 同じブラウザーセッションを使用して license.unity3d.com/manual に移動します。Manual activation* ページが表示されます。

    ノート: このページにアクセスできない場合は、ブラウザーのアドレスバーに https://license.unity3d.com/manual を貼り付けてください。

  3. Browse ボタンを選択し、コンピューターのファイルブラウザーを使用して、create a license request file ステップに従ってライセンスアクティベーション (.alf) ファイルを選択します。

    アップロードが成功し、選択したファイルがライセンスアクティベーションファイルであることが確認されると、テキストボックスにファイル名が緑色のチェックマークとともに表示されます。代わりに赤い X が表示された場合は、もう一度試みてください。

  4. Next (次へ) ボタンを選択します。 Activate your license (ライセンスのアクティベーション) のページが表示されます。

  5. アクティブ化するライセンスタイプを選択します。

    • Unity Plus または Pro オプションを選択した場合は、単一ライセンスを購入した際に電子メールで受け取った Serial Number (シリアル番号) を入力します。例えば、PS/SC/E3-XXXX-XXXX-XXXX-XXXX のように、電子メールに記載されているキーと同じ形式で入力する必要があります。
    • Unity Personal オプションを選択した場合は、現在の状況に最も適したオプションのいずれかを選択します。
  6. Next (次へ) ボタンを選択します。 Download license file (ライセンスファイルのダウンロード) のウェブページが表示されます。

  7. Download license file ボタンを選択します。プロンプトが表示されたら、license.unity3d.com/manual ページのダウンロードを許可します。

  8. ブラウザーのダウンロード先を開き、.ulf という拡張子の新しい Unity ライセンスファイルを確認します。例えば Unity_v2017.x.ulf

これで、コマンドラインから Unity ライセンスをアクティブ化する 準備が整いました。

コマンドラインを使用したライセンスのアクティベーション

このコマンドは Unity をインストールしたコンピューターから実行する必要がありますが、このステップを実行するためにインターネットアクセスは必要はありません。

  1. 以下のパスを確認してください。

  2. ターミナルセッション (macOS) またはコマンドライン (Linux) を開き、<editor-command-location><yourUlfFile> を実際の完全パスに置き換えて、以下のコマンドを実行します。

    <editor-command-location> -batchmode -manualLicenseFile <yourUlfFile> -logfile
    

    ノート: このコマンドはターミナルやコマンドラインウィンドウに出力を返しません。コマンドが完了するとコマンドプロンプトに制御が戻ります。

  3. コマンドが完了したら、Preferences メニュー () を開き、Licenses を選択すると、Hub のアクティブなライセンスを確認できます。問題が発生した場合は、トラブルシューティング を参照してください。

例 (macOS)

この例では、以下を想定しています。

  • 2022.2.0b4 エディターが /Applications/Unity/Hub/Editor/2022.2.0b4/Unity.app にインストールされています。
  • .ulfファイルが生成され、/Users/myAccount/Downloads/Unity_v2017.x.ulf に保存されています。
/Applications/Unity/Hub/Editor/2022.2.0b4/Unity.app/Contents/MacOS/Unity -batchmode -manualLicenseFile /Users/myAccount/Downloads/Unity_v2017.x.ulf -logfile


トラブルシュート

コマンドライン操作で期待した結果が得られない場合は、Editor.log ファイルを見てください。Log Files でこのファイルの場所を確認してください。

その他の参考資料

コマンドラインとブラウザーからライセンスリクエストを送信する (Windows)
ライセンスに関するトラブルシューティング
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