Adaptive Probe Volumes の使用

このページでは、プロジェクトで Adaptive Probe Volumes を使用するために必要な基本的なワークフローを説明します。

Adaptive Probe Volume の追加とベイク

Adaptive Probe Volumes の有効化

1. メインメニューから、Edit > Project Settings > Quality を選択します。
2. Rendering セクションで、アクティブな レンダーパイプラインアセット をダブルクリックして Inspector ウィンドウで開きます。
3. Lighting セクションで、Light Probe System を Adaptive Probe Volumes に設定します。

シーンへの Adaptive Probe Volume の追加

1. メインメニューから、GameObject > Light > Adaptive Probe Volumes > Adaptive Probe Volume の順に選択します。
2. Adaptive Probe Volume の Inspector で、Mode を Global に設定し、この Adaptive Probe Volume がシーン全体をカバーするようにします。

ライトとメッシュレンダラーの設定の調整

1. ライトを Adaptive Probe Volume のベイクしたライティングデータに加えるには、ライトの Inspector を開き、Light Mode を Mixed または **Baked ** に設定します。
2. ゲームオブジェクトを Adaptive Probe Volume のベイクしたライティングデータに加えるには、ゲームオブジェクトの Inspector を開き、Contribute Global Illumination を有効にします。
3. ゲームオブジェクトがベイクしたライトに照らされるようにするには、ゲームオブジェクトの Inspector を開き、Receive Global Illumination を Light Probes に設定します。

ライティングをベイクします。

1. メインメニューから、Window > Rendering > Lighting を選択します。
2. Adaptive Probe Volumes パネルを選択します。
3. Baking Mode を Single Scene に設定します。
4. Generate Lighting を選択します。

ベイクセット内のどのシーンにも Adaptive Probe Volume が含まれていない場合、Unity は Adaptive Probe Volume を自動的に作成するかどうかを確認します。

ベイクの設定は、Lighting ウィンドウの Lightmapping Settings で変更できます。

ベイクセットの詳細は、ベイクセットを使用したさまざまなライティング設定 を参照してください。

ベイクしたライトに視覚的なアーティファクト (暗いしみやライトの漏れなど) がある場合は、Adaptive Probe Volumes の問題の修正 を参照してください。

Adaptive Probe Volume の設定

Adaptive Probe Volume の設定には以下の方法が使用できます。

• Lighting ウィンドウの Adaptive Probe Volumes パネル を使用すると、ベイクセット内のすべての Adaptive Probe Volume のプローブ間隔と動作を変更できます。
• Adaptive Probe Volume の Inspector ウィンドウ の設定を使用すると、Adaptive Probe Volume のサイズとプローブ密度を変更できます。
• Probe Adjustment Volume コンポーネント を Adaptive Probe Volume に追加すると、狭い領域でプローブを無効にするか、他のライティング問題を修正できます。
• Probe Volumes Options Override でシーンに Volume を追加すると、カメラがボリューム内にある場合に URP が Adaptive Probe Volume データをサンプリングする方法を変更できます。これはベイクには影響しません。

追加リソース

• ベイクセットを使用した複数のシーンのベイク
• ランタイムのライティングの変更
• Adaptive Probe Volumes の問題の修正
• Unity で複数のシーンを使用する